トマトの栽培をしたことはありますか?
トマトを育てるのは、けっこう難しいですよね。
どうやって育てたらいいのか、肥料をどれくらいあげたらいいのか等、迷うことも
あるでしょう。
この記事では、トマト栽培で肥料過多になる原因と対策についてお伝えしていきたいと
思います。
今まで自己流だったあなた!トマトの栽培方法での摘心のやり方


早速、トマト栽培の肥料過多になる原因から調べてみました。
こちらのサイトによると、トマト栽培で肥料過多になってしまう原因には、「栽培者に
よるたくさんの実を付けたいという思いが関係している」ということがわかりました。
何となく肥料をたくさん与えれば、実がたくさんなりそうな気がしますもんね。
その結果、ついたくさん肥料を多く与えてしまい、茎が過剰に太くなってしまったり、
逆に実なりが悪くなってしまったりするそうなのです。
しかも、肥料によっても適量が違ってくるらしいので難しいところですよね。
具体的に肥料過多になるとどんな症状があるのか見ていきます。
一つ目は、「窒素過多」です。
肥料過多で特に症状がわかりやすいのが窒素過多だといいます。
苗の生育が良すぎて茎が太くなり、上の方にいくと葉が丸まってしまう特徴が
あります。
二つ目は、「リン酸過多」です。
これは、葉がところどころ枯れてしまうことで気づくことが多いそうです。
三つ目は、「カルシウム過多」です。
カルシウム過多では、葉の周辺が枯れてしまいます。
四つ目は、「微量要素過多」です。
少量の栄養が必要なものに、マンガンやニッケルといったものがあるのですが、この
マンガン過多では葉が萎えてしまいますが、これは非常にまれではあるそうです。
上記のような肥料過多の種類があるということも覚えておきたいですね。
そして対策ですが、「水を与えず肥料の吸収を控える」もしくは「水を多く与えて
肥料分を流す」といった方法があります。
どちらもやってしまうと、肥料過多になるので、その時々に合うやり方で行うようにすると
いいですよね。
栄養が余分にならないよう気を付けることが大事ですね。
また、トマト栽培では摘心(てきしん)を行うこともありますが、そのやり方も迷うことも
あるかと思います。
摘心とは、茎の先端をハサミで切ることをいいます。
こうすることで、茎と葉の成長を止めて、トマトの実の部分にそれらの栄養をいかせる
ことができるのです。
摘心をするタイミングとしては、トマトの花房がついている内の一番下から数えて、
4~5段目まで花房がついたときに行うといいようです。
さらに、摘心をやる上でのポイントとしては、「一番上の花房の葉を2枚ほど
残すこと」が大事になってきます。
理由としては、雨で花房が傷まないように、葉に屋根の働きをしたもらうためです。
このことも覚えておきたいですね。
元気に育てたい!!トマトの栽培方法次第で病気になりにくくなる


トマトの栽培方法次第では、病気を防ぐことも可能です。
このことについて調べてみました。
一つ目のポイントは、「高湿に気を付ける」ということです。
病気の中でも特に多いのが、カビによるものなのだそうです。
湿度が高いと病気になりやすいため、日当たりや風通しをよくして雨の当たらない
場所で育てることが重要になってきます。
二つ目のポイントは、「害虫をつけない対策をする」というものです。
トマト栽培では、ウイルスによる病気が起こることがあります。
これはアブラムシによるもので、葉の表面が凸凹したりといった病気をもらうことも
あるのです。
なので、天然農薬を散布して、害虫を寄せ付けないように事前に対策しておくという
ことも大切ですね。
まとめ


これまで、トマト栽培の肥料過多の原因や対策について、またトマト栽培での
摘心のやり方、さらにトマト栽培では病気にならないよう気を付けることの
大切さをお伝えしてきました。
トマト栽培で肥料過多になってしまう原因としてどんなことがあるのかわかりました
よね。
肥料=栄養と考えて多く使ってしまうということは、誰にでもありそうです。
そういう風に考えるのも納得できます。
ただ、何でもやりすぎはよくないように、トマト栽培でもたくさん肥料を与えればいい
ということではないのです。
そして、対策をすることができることもわかりましたので、これについても覚えて
おくといいですよね。
そして、トマト栽培では摘心というものをすることもわかりました。
こういう行程があるということを知らないと、そのまま放置してしまうこともあるかと
思います。
ただ、中には茎や葉の成長具合によっては摘心が必要ない場合もあるようです。
ですので、必ず摘心をしないといけないと考えるよりも、茎が伸びすぎていたりと、
必要性がある場合には摘心を行うと覚えておくといいでしょう。
さらに、トマト栽培では病気に気を付けることも大切であるとわかりました。
いつの間にか害虫がついてしまうということもあるかと思いますし、完全に排除する
というのは難しいことなのかもしれません。
ですが、天然農薬といったものもありますし、事前に対策をしておくことで
その可能性を低くできるのは間違いないかと思います。
試行錯誤しながら、トマト栽培を楽しむことができるといいですよね。