ドラレコのフォーマットとは何かご存知でしょうか?
ドラレコの説明書に記載されていますが、ドラレコが常時録画できない理由や対処方法があります。
ドラレコの常時録画する方法やフォーマットなどについて紹介します。
ドライブレコーダーが常時録画できない原因と対処法
- ループ録画設定を間違えている
ドラレコの設定画面から「ループ録画」設定を確認し、”オン”になっているか確認してください。
ループ録画が”オフ”状態だと、SDカードの容量一杯までしか録画されません。
SDカード内に録画映像が満杯になっていて保存する場所がない状態になっています。
ループ録画機能は、自動上書き保存を繰り返してくれる機能です。
SDカード内の録画容量がいっぱいになると、自動で上書き保存してくれます。
「録画映像を保存する場所を作ってくれる」のです。
SDカードの容量が極端に少ない場合は注意しましょう。
センサー感度が高かったら、ドアを閉めたり雨が降っただけでも感知してしまいます。
保護されたファイルもいっぱいになり録画容量が足りなくなります。
- バッテリーが劣化している
駐車監視時は「車のエンジンがオフ状態なのにドラレコはオンという状態」だからです。
走行中も駐車中もドラレコがフル稼働するため、バッテリーへの負担が大きくなってしまうのです。
バッテリーは走行中に充電されるため、走行時間が短い(1日30分程)場合は特に注意が必要です。
車本体バッテリー
車本体から直接電源供給する方法で、簡単に接続でき長時間録画も可能です。
もっともバッテリーに負担がかかる方法です。
車本体のバッテリーが空になると「バッテリー上がり」となり、車が動かなくなります。
ドラレコには電圧の低下を検知して、電源をオフにしてくれる「カットオフ機能」があることが多いです。
すぐにバッテリーが悪くなるということはありませんが、”2年ほど”使用していたら交換時期です。
アクセサリ系の異常に注意しましょう!
・エンジンがかかりにくくなった。
・ヘッドライトが暗くなった。
・窓の開閉が遅くなった。
・アイドリングストップしないことがある。
大容量のバッテリーを別に用意して接続する方法
録画できる時間が長くバッテリー上がりの心配がないことです。
約70時間連続で録画できるものもあります。
デメリットは、専用ケーブルや工賃など高予算化しやすいことです。
バッテリーの残量から録画可能時間を知らせてくれる機能があるものがほとんどです。
録画可能時間の低残量が何度もアナウンスされる、走行時間が十分なのに充電されない、という時はバッテリーの劣化を疑いましょう。
ドラレコに内蔵されているバッテリーから電源供給する方法です。
上記2つの電源供給先が外部的なバッテリーであるのに対し、内部バッテリーはドラレコ本体から電源供給することを指します。
特徴としては、取り付けが簡単で安価なものが多い点です。
録画可能な時間が90分ほどと短く、さらにバッテリーの充電にも時間がかかってしまうのがデメリット。
- SDカードに不具合がある
SDカードのメンテナンスとは、「フォーマット」と「交換」定期的にすることです。
これらのメンテナンスを何もせずに、ドラレコを買った時に付属したSDカードを何年も差しっぱなしという場合は危険です。
ドラレコは撮影しているがSDカードに録画されていない」ことになる可能性があります。
ドラレコで録画するには、SDカードのフォーマット=初期化が必要となります。
中長期的な使用によって不良セクタ(データを読み込むことができないHDの物理障害の一種)が蓄積していくため、購入時だけでなく定期的なフォーマットが必要となります。
「消費者アンケート調査」によるとSDカードのフォーマットの必要性をしっている人は全体の約4割ほどしかいませんでした。
フォーマットの必要性を知らない、かつフォーマット自体を知らないという人は約5%でした。
- ドラレコで直接行う
最近のドラレコでは、フォーマットが必要になったら画面上に「フォーマットをしてください」などのアナウンスがされます。
ドラレコのメニュー内の「フォーマット」や「初期化」などの項目を選択すれば数十秒程度で終了します。
ドラレコからSDカードを抜き取り、パソコンのSDカードスロットに差し込みます。
- パソコン上のメニューを選び、エクスプローラーを選びます。
- PCを選んだら差し込んだSDカードを右クリックしまし。
- フォーマットを選択し完了です。
ドラレコからSDカードを抜き取り、androidスマホのSDカードスロットにSDカードを差し込みます。
- スマホ上の設定を選び、ストレージを選択
- SDカードを選択
- 初期化・フォーマット・データを消去を選択
- 確認を選択し完了です
ドライブレコーダーの録画時間の目安と調べ方
録画時間はドライブレコーダーに搭載されているメモリカードの容量によって変わります。例えば、8GBのメモリを使用した場合、平均録画時間として1時間前後の録画時間になるものが多いです。
ドライブレコーダーを購入した際、説明書にメモリカードの容量によって撮影できる時間が掲載されています。
ここで確認していただきたいのはイベント録画時間の部分です。
イベント録画時間とは、万が一交通事故が発生した際の録画できる時間のことです。
容量が少ないメモリカードの場合、この交通事故が起こった際の録画時間が短くなります。そのため、仕事や旅行などで長距離運転をする場合は、容量大きいメモリカードを使用することをおすすめします。
撮影時間(録画ファイル構成)は、ほとんどのドライブレコーダーの場合、デフォルトで3~5分で一つのファイルが生成・保存されるようになっているためこれを繰り返し、保存されていくことになります。
多くのドライブレコーダーでは、この1ファイルあたりの撮影時間の設定は自由に変更することが可能です。最大撮影時間(保存される動画の時間)は、録画する映像の画質や、使用するSDカードの容量によって異なってきます。
画質の設定を変更することにより、最大撮影時間を操作することが可能です。設定に関してはドライブレコーダー本体にある画質を変更するだけなので、初心者の方でも簡単に設定が可能です。
まとめ
ドライブレコーダーは、長い時間SDカードで録画できるものを選びましょう。
SDカードのフォーマットを設定することで、録画の不具合をなくすことができます。