愛猫のためにも知っておきたい?!レモングラスは猫にとって毒なの?

菜園

猫を飼っていてもレモングラスは育てられるの?

レモングラスは猫にとって毒なのか?

レモングラスの苗はどこで販売されているのか、レモングラスのことについて紹介します。

 

すぐに始めたい!レモングラスの苗はどこで売ってるの?

レモングラスの苗とは?

ショウガの持つスパイシーな香りと、レモンの持つ爽やかな香りが特徴のハーブです。

東南アジアではとてもポピュラーなハーブで、タイの代表的スープ「トムヤムクン」の風味付けや、カレーのスパイスによく使われます。

 

レモングラスはインドが原産のイネ科の植物で、こんなススキのような、細長い葉で、真っ直ぐ、上に長く伸びます。

種類によって、横に伸びたりするタイプもありますが、あまり流通はしていません。

 

販売店は?

春~夏にかけて、ホームセンター・園芸店でも、ハーブのコーナーで売っています。

参考URLは、山梨のハーブ園で通販もしています。

(ハーブ園から取り寄せるのは、ホームセンターの売れ残り苗よりは、状態がよいものが多いです)

 

レモングラスは2種類ある!

世界中では数十種類あるといわれていますが、代表的なものは、西インド種と東インド種の2種類です。

 

インドで、数千年にわたり人々に好まれてきたレモングラスは、第二次世界大戦がおこるまで、インドが主要な供給国だったのですが、その後は西インド諸島がメインとなった経緯があります。

 

西インド種は、甘いレモンのような強い香りを持ち、茎が白く、葉が上に伸びます。草丈は1mを超すほどにまで生長し、株元も肥大化します。

地植えにすると、葉が茂りやすく、収穫量もたっぷり取れるのが嬉しい点です。

 

東インド種は、茎が赤茶色で葉が横に伸びます。現地では「チューマナ・プールー」という、赤い茎を指す言葉で呼ばれ熱を下げ、感染症の治療に役立つとされていました。

 

現在は西インド種の流通が一般的ですので、レモングラスというと西インド種を指すことが多いです。

 

ハーブティーなど食用をメインにする場合は、西インド種であることが表記されているものを選微ましょう!

東インド種はC.flexuosus、西インド種はC.citratusの記載があります。

 

レモングラスの使い方

ハーブティー(お茶)にする

 

  1. レモングラスのハーブティー

香りもよく、クセがないので、飲みやすくおすすめです。

ハーブティーの中には、飲みにくいものや香りが独特なものもありますが、レモングラスは、私たちがいつも食べ慣れているレモンのような香りがするので、多くの人に好まれるハーブです。

 

レモングラスは、胃腸の働きを刺激して、消化を促す作用もあるので、食後のティーにも〇。食べすぎた時の胃もたれにも役立ちますよ。

 

お茶として楽しむなら、フレッシュハーブ(生葉)が断然おすすめ! 香りがとても豊かです。

 

夏は、レモングラスに緑茶をブレンドしてもおいしいです。

 

レモングラスは、タイの代表的スープ「トムヤムクン」の風味付けとしても有名ですね。このトムヤムクンに使うレモングラスは、葉の部分ではなく、根に近い茎の部分。10月頃になると茎が太ってくるので、それを使います。

 

肉や魚の風味付けにも活躍し、私はよく白身魚をアルミホイルで包んで焼く時に、レモングラスとローレル、タイム、ローズマリーなどのフレッシュハーブを入れています。ふんわりとハーブの香りがして、生臭さも消えるので気に入っています。

 

レモングラスに含まれる精油成分は、熱した水から発生する水蒸気を、芳香植物に当てることで、植物に含まれる精油を抽出する方法『水蒸気蒸留法』で採取されます。

植物から採油されたものを、精油(エッセンシャルオイル)と呼びます。レモングラスの葉と茎は、芳香成分を豊富に含んでいるため、アロマセラピー初心者にも、比較的手に取りやすい価格です。

 

初心者さんでも簡単にできる?楽しいレモングラスの育て方

レモングラスは猫を飼っていても育てることができるか?

レモングラスには身体に有益な成分がたくさん含まれています。

 

その効果は、抗菌作用、寄生虫予防、防腐、利尿促進、冷却効果、鎮静作用、消化の補助、血行促進、防虫、疲労回復など。

 

成分を凝縮させたエッセンシャルオイルとしてのレモングラスは、ネコ科の動物にとっては有害です。

 

ネコ科の動物は人間や犬とは違い、レモングラスに含まれる成分の一部を分解するための酵素を持っていません。

 

それらは体外に排出されずに毒となってしまいます。

そのような理由からネコ科の動物の健康維持には、エッセンシャルオイルではなくハイドロゾル(フラワーウォーター)が使われています。

※レモングラスの葉を噛む場合にはネコにとって毒になりません。

 

レモングラスの育て方

  1. 水やり

地植えのレモングラスは植え付け後、根付いたのが確認できれば特に水やりは必要ありません。ただし日照り続きで土がひび割れしたりするなど、極端に雨が少ない夏の場合は場合によっては水を与えます。

 

鉢植えのレモングラスは水の与えすぎは禁物なので、土の表面を見て乾いたらたっぷりと水やりをします。

 

  1. 肥料

レモングラスは植え付ける時にあらかじめ堆肥をすきこんでから植え付けます。鉢植えのレモングラスは夏場の生長期はハーブ用の肥料を使用説明書に書いてある頻度にそって与えます。レモングラスは食用として育てている方がほとんどだと思うので、できれば有機肥料などを選ぶとよいでしょう。

 

地植えのレモングラスはその土地が肥えた土であれば、さほど肥料をあげなくても元気に育ちます。レモングラスは肥料が切れると、葉が細く色が悪くなったりして元気がなくなるので様子を見ながら追肥が必要か判断します。

 

まとめ


レモングラスはハーブティーがおすすめで、猫にはレモングラスの葉は食べても大丈夫だが成分を凝縮させたエッセンシャルオイルとしてのレモングラスは、ネコ科の動物にとっては有害なので注意が必要です。

タイトルとURLをコピーしました